調理師専門学校生におすすめの飲食店アルバイト10選|未経験でも始めやすい仕事を紹介

調理師免許の取り方・専門学校

調理師専門学校に入学して、アルバイトを始めたい!でも、どんな職場を選べばよいか迷っていませんか?

「学校の授業と両立できるアルバイトは?」
「未経験でも、飲食店で調理補助の仕事ができる?」
「長期休みに住み込みで働けるアルバイトはないかな?」

私も調理師専門学校に通っていた頃、どんなアルバイトを選ぶか悩みました。学費を稼ぐことが目的だったため、個人経営の中華料理店とマクドナルドで、アルバイトを掛け持ちしていました。

もちろん、皆さんが同じように掛け持ちをする必要はありません。大切なのは、「何のためにアルバイトをするのか」を考え、学業と無理なく両立できる職場を選ぶことです。

学費や生活費を稼ぎたいのか、調理技術を身につけたいのか、将来働きたい業態を経験したいのか。目的によって、自分に合うアルバイトは変わります。

この記事では、調理師専門学校生におすすめの飲食店アルバイト10選を、未経験からの始めやすさや学べることとあわせて紹介します。長期休みを活用した住み込みのリゾートバイトや、学業と両立するための選び方も解説します。

自分の目的や学校生活に合うアルバイトを見つけるために、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 調理師専門学校生は未経験でも飲食店でアルバイトできる?
  2. 調理師専門学校生におすすめの飲食店アルバイト10選
    1. ファストフード店・ファミリーレストラン|決められた手順から仕事を覚えたい人に
    2. 個人経営の中華・洋食・和食料理店|興味のある料理の仕込みや調理を学びたい人に
    3. ホテル・旅館の飲食部門|宿泊施設の調理現場を経験したい人に
    4. ビュッフェレストラン|大量調理や料理の補充・提供の流れを学びたい人に
    5. 弁当・惣菜店|おかず作りや効率的な盛り付けを経験したい人に
    6. 焼き鳥店|鶏肉の扱いや串打ち・焼き物に興味がある人に
    7. ラーメン店|手早い作業や提供の段取りを学びたい人に
    8. カフェ・喫茶店|軽食やドリンク作り、接客に興味がある人に
    9. 居酒屋|幅広いメニューや複数の注文への対応を経験したい人に
    10. その他の専門店(寿司・そば・うどん・焼肉など)|将来進みたい料理の分野がある人に
  3. 未経験の調理師専門学校生がアルバイトを選ぶ5つのポイント
    1. 学費・生活費・技術習得など、働く目的を明確にする
    2. 仕事内容から、学べることや積める経験を確認する
    3. 未経験でも質問・相談しやすい環境か確認する
    4. 授業・実習・試験に合わせて働けるか確認する
    5. 時給・交通費・まかないなど、収入と支出の条件を確認する
  4. 学業とアルバイトを両立するコツ 
    1. 最初からシフトを詰め込みすぎない
    2. 学校の予定は早めに共有する
  5. 調理師専門学校生のアルバイトに関するよくある質問
  6. まとめ|学びたいことと、無理なく続けられる条件で選ぼう

調理師専門学校生は未経験でも飲食店でアルバイトできる?

未経験者を募集している飲食店なら、調理の仕事が初めての専門学生でも応募できます。 調理師専門学校に通っているからといって、最初から一人で料理を仕上げることを求められるとは限りません。

未経験の場合は、洗い物や食材の準備、簡単な盛り付けなどから仕事を覚えていくことがあります。ただし、教え方や担当する業務は店舗によって異なります。

飲食店のアルバイトには、大きく分けて「キッチン・調理補助」と「ホール」があります。それぞれの仕事内容と学べることを見てみましょう。

職種主な仕事内容の例学べることの例
キッチン・調理補助仕込み、盛り付け、調理、洗い物作業の段取り、衛生管理、調理の流れ
ホール案内、注文受付、料理提供、片付け、会計接客、料理の説明、お客様への気配り

調理経験を積みたい方は、キッチンや調理補助の求人を中心に探しましょう。 接客を学びたい方や、将来自分のお店を持ちたい方にとっては、ホールの経験も役立ちます。

ただし、キッチン採用でも、最初は洗い場の仕事が中心になる場合があります。
応募前や面接時に「未経験者はどのような仕事から始めるのか」「慣れてきたら仕込みや調理にも携われるのか」を確認しておくと、自分の目的に合う職場を選びやすくなります。

調理師専門学校生におすすめの飲食店アルバイト10選

ここで紹介する10選は、おすすめ順のランキングではありません。興味のある料理や、アルバイトをする「目的」に合わせて比較してみてください。

なお、仕事内容はあくまで一例です。同じ業態でも、店内で食材の下処理や仕込みを行うお店と、下処理済みの食材を使うお店では、経験できる作業が異なります。

調理技術を身につけたい方は、食材の下処理や仕込みに携われるお店に注目してみましょう。 給料をもらいながら、包丁の扱い方や食材に合った切り方を学べる機会があります。

ただし、店内で仕込みをしていても、アルバイトが担当できるとは限りません。応募前や面接時に、どのような作業を任せてもらえるか確認しておくと安心です。

アルバイト先経験できる仕事の例向いている人
ファストフード店・ファミリーレストラン手順に沿った調理、盛り付け、接客、レジ、洗い物決められた手順から仕事を覚えたい人
個人経営の中華・洋食・和食料理店食材の下処理、仕込み、調理補助、盛り付け、洗い物興味のある料理の仕込みや調理を学びたい人
ホテル・旅館の飲食部門仕込み、盛り付け、宴会料理の調理補助、料理提供宿泊施設の調理現場を経験したい人
ビュッフェレストラン大量調理の補助、盛り付け、料理の補充、食器の片付け大量調理や料理の補充・提供の流れを学びたい人
弁当・惣菜店揚げ物などの調理、盛り付け、パック詰め、販売おかず作りや効率的な盛り付けを経験したい人
焼き鳥店食材の仕込み、串打ち、焼き場の補助、盛り付け、接客鶏肉の扱いや串打ち・焼き物に興味がある人
ラーメン店トッピングの準備、麺ゆでの補助、盛り付け、洗い物、接客手早い作業や提供の段取りを学びたい人
カフェ・喫茶店ドリンク作り、軽食・デザートの調理補助、接客、レジ軽食やドリンク作り、接客に興味がある人
居酒屋仕込み、揚げ物・焼き物などの調理補助、盛り付け、接客幅広いメニューや複数の注文への対応を経験したい人
その他の専門店(寿司・そば・うどん・焼肉など)専門メニューの仕込み・調理補助、盛り付け、接客将来進みたい料理の分野がある人

ファストフード店・ファミリーレストラン|決められた手順から仕事を覚えたい人に

ファストフード店やファミリーレストランでは、調理や盛り付け、接客、レジなどを担当します。作業手順がマニュアル化されているお店も多く、決められた手順に沿って仕事を覚えたい方に向いています。

複数の注文が入ったときには、「何を先に進めるか」「ほかのスタッフとどう連携するか」を考える必要があります。忙しい時間帯の仕事を通じて、効率よく動く段取りや、周囲と協力する力を学べることが魅力です。

私もマクドナルドで4年間、アルバイトをしていました。私が担当した仕事では包丁を使う作業はありませんでしたが、土日の昼や夕方の忙しい時間帯を通じて、仕事の段取りやお客様への接客対応を学べました。

また、担当するポジションごとに役割があり、できる仕事が増えると、周りから褒めてもらえることもありました。任される仕事が増えていくことは、自信や働くうえでのやりがいにつながります。

一方で、店舗によっては下処理済みの食材や冷凍食品を使うため、包丁を使った仕込みを経験する機会が限られる場合もあります。ファストフード店とファミリーレストランでも、実際に行う調理は異なります。

包丁の扱いや仕込みを学びたい方は、応募前や面接時に、店内で行う作業とアルバイトの担当範囲を確認しましょう。 初めてのアルバイトで、調理や接客の基本、チームで働く経験を積みたい方は、選択肢に入れてみてください。

個人経営の中華・洋食・和食料理店|興味のある料理の仕込みや調理を学びたい人に

将来進みたい料理のジャンルが決まっているなら、個人経営の中華・洋食・和食料理店も選択肢になります。食材の仕込みや洗い物、料理提供、調理補助などを通じて、興味のある料理の現場を経験できます。

料理人の仕事を近くで見られる機会もあるため、将来自分のお店を持ちたい方にとっても、学びのある職場になるでしょう。ただし、任される仕事や指導の受け方は、お店によって異なります。

個人経営のお店は、求人サイトで募集が見つからない場合もあります。気になるお店があれば、店頭の募集案内や公式サイト・SNSを確認したり、専門学校の先生に相談したりしてみましょう。

私も、気になっていた町中華のお店に電話でアルバイトを募集しているか問い合わせ、採用してもらいました。 働き始めてからは、お店のまかないを食べる機会があり、休憩時間には中華鍋を振るコツも教えてもらいました。

「このお店の料理が好き」「こんな料理を作れるようになりたい」という気持ちは、応募のきっかけになります。私にとっても、思い切って問い合わせたことが、学ぶ機会につながりました。

電話で問い合わせる場合は、昼食時や夕食時などの忙しい時間帯を避け、まず「アルバイトの募集について伺いたいのですが、今お時間よろしいでしょうか」と確認しましょう。

また、応募時には、未経験者が担当する仕事や、慣れてから仕込み・調理に携われるかも確認しておくと安心です。 最初は勇気がいるかもしれませんが、興味のあるお店があれば、募集状況を調べることから始めてみてください。

ホテル・旅館の飲食部門|宿泊施設の調理現場を経験したい人に

ホテルや旅館の飲食部門では、レストランや宴会場、宿泊客向けの食事を提供する調理現場を経験できます。将来、ホテルや旅館の料理人として働きたい方にとって、職場の雰囲気を知る機会になります。

調理補助の仕事には、食材の準備や仕込み、盛り付け、洗い物などがあります。担当する部門によっては、多くの料理を時間に合わせて準備する段取りや、見た目を整える盛り付けを学べるでしょう。

ただし、同じ施設でも、調理補助とレストランのホールでは仕事内容が異なります。調理を経験したい方は、求人の職種だけでなく、実際に担当する作業まで確認しましょう。

また、長期休みには、住み込みのリゾートバイトを検討する方法もあります。普段は通えない地域で、宿泊施設の仕事を経験できる選択肢です。

応募前には、次の条件を確認しておきましょう。

  1. 勤務期間 最低勤務期間を満たし、学校の休みの間に往復の移動と勤務を終えられるか
  2. 仕事内容 実際の担当業務と、未経験者への指導体制
  3. 勤務時間・休日 早朝勤務や、朝と夕方の勤務の間に長い休憩が入る「中抜け」の有無
  4. 生活費 寮費・光熱費・食費の自己負担額と、休日にも食事が提供されるか
  5. 交通費  支給上限や、契約期間の満了などの支給条件
  6. 生活環境 寮から職場までの距離や、周辺の買い物環境

寮費や食費の補助があっても、すべての費用が無料とは限りません。時給だけでなく、自己負担額や生活のしやすさも含めて検討することが大切です。

長期休みを使って働きたい方は、まず学校の予定と働ける期間を整理し、条件に合う未経験者向けの調理補助求人を探してみましょう。

ビュッフェレストラン|大量調理や料理の補充・提供の流れを学びたい人に

ビュッフェレストランは、お客様が並んだ料理から好きなものを選ぶ形式のお店です。ホテル内のレストランと重なる場合もありますが、ここでは料理をまとめて準備し、補充する働き方に注目して紹介します。

キッチンでは、食材の準備や調理補助、盛り付けなどを担当します。料理の補充や食器の片付けは、ホールが担当する場合もあります。

料理の減り方を見ながら準備する量やタイミングを考えることは、全体の流れを見て動く練習になります。 多くのお客様に料理を提供する段取りや、スタッフ同士の連携を学びたい方に向いています。

応募前には、調理補助と料理の補充のどちらが中心なのか、担当範囲を確認しましょう。料理を作る経験を積みたい場合は、店内で行う仕込みや調理の内容も聞いておくと安心です。

弁当・惣菜店|おかず作りや効率的な盛り付けを経験したい人に

弁当・惣菜店では、揚げ物や焼き物などのおかず作り、盛り付け、パック詰め、販売などを経験できます。身近な料理に関わりたい方や、日々の自炊にも活かせる仕事に興味がある方に向いています。

同じ商品を複数作る場面では、量や見た目をそろえながら、効率よく作業を進めることが求められます。一つずつ丁寧に仕上げることと、時間内に必要な数を準備することの両方を意識できる仕事です。

ただし、店内で食材の下処理から行うお店もあれば、下処理済みの商品を加熱・盛り付けするお店もあります。

調理を学ぶことが目的なら、どのようなおかずを店内で作っているか確認しましょう。販売業務との兼任や、開店前の仕込み勤務があるかも、応募前に確認しておきたいポイントです。

焼き鳥店|鶏肉の扱いや串打ち・焼き物に興味がある人に

焼き鳥店では、食材の仕込みや串打ち、盛り付け、焼き場の補助、接客などを担当します。鶏肉の部位や扱い方、焼き物に興味がある方に向いています。

店内で串打ちをしているお店なら、食材の大きさや形をそろえる作業を経験できる場合があります。また、料理人の仕事を近くで見ながら、焼き加減や提供のタイミングについて学べる機会もあります。

生の鶏肉を扱う現場では、手洗いや器具の使い分けなど、衛生管理を徹底することも大切です。 学校で学んだ知識を、実際の作業と結びつける機会になるでしょう。

ただし、仕込み済みの串を使うお店もあり、未経験者がすぐに焼き場を担当できるとは限りません。串打ちや調理に携われるか、勤務終了時間が学校生活に影響しないかを確認しておきましょう。

ラーメン店|手早い作業や提供の段取りを学びたい人に

ラーメン店では、トッピングの準備や盛り付け、麺ゆでの補助、洗い物、接客などを担当します。限られた時間の中で、手順を考えながら動く力を身につけたい方に向いています。

注文が重なる時間帯は、麺やスープ、トッピングを準備するスタッフ同士の連携が大切になります。自分の担当作業だけでなく、周囲の進み具合を見て動くことも学べる仕事です。

一方で、スープやチャーシューを店内で仕込むお店もあれば、店舗に届いたものを使うお店もあります。ラーメン作りを深く学びたい場合は、店内でどこまで調理しているか確認しましょう。

また、最初は接客や洗い物が中心になる場合もあります。慣れてから任される仕事や、昼・夜それぞれの勤務時間を聞いておくと、自分の目的と学校の予定に合うか判断しやすくなります。

カフェ・喫茶店|軽食やドリンク作り、接客に興味がある人に

カフェ・喫茶店では、ドリンク作りや軽食・デザートの調理補助、料理提供、レジなどを担当します。料理だけでなく、飲み物やお店の雰囲気づくり、接客にも興味がある方に向いています。

お店によっては、サンドイッチやパスタ、焼き菓子などの調理を経験できる場合があります。盛り付けや提供方法を通じて、料理をおいしそうに見せる工夫に触れられることも魅力です。

ただし、カフェだから必ず調理やお菓子作りを経験できるわけではありません。 完成品の提供が中心のお店や、キッチンとホールを分けて募集しているお店もあります。

応募前には、店内で作っているメニューや担当業務を確認しましょう。また、落ち着いた雰囲気のお店でも、昼食時や休日には注文が集中することがあります。客席の雰囲気だけでなく、スタッフの動きにも注目すると参考になります。

居酒屋|幅広いメニューや複数の注文への対応を経験したい人に

居酒屋では、仕込みや盛り付け、揚げ物・焼き物などの調理補助、ドリンク作り、接客などを経験できます。さまざまな料理に触れたい方や、複数の注文に対応する段取りを学びたい方に向いています。

メニューの多いお店では、料理ごとに必要な準備や調理時間が異なります。担当する仕事に慣れていく中で、何を先に進めるか、どのタイミングで周囲に声をかけるかを考える場面もあるでしょう。

幅広い作業を経験できる可能性がある一方、担当する持ち場によって学べる内容は変わります。 調理を希望する場合は、キッチンとして応募できるか、どのような料理を担当するか確認してください。

また、夜の営業が中心のお店では、帰宅が遅くなることもあります。翌日の授業や実習に影響しないよう、退勤時間に加えて、閉店後の片付けや帰宅にかかる時間も確認しておきましょう。

その他の専門店(寿司・そば・うどん・焼肉など)|将来進みたい料理の分野がある人に

寿司・そば・うどん・焼肉など、特定の料理を中心に提供する専門店も選択肢です。将来進みたい分野が決まっている方や、好きな料理への理解を深めたい方に向いています。

仕事内容には、食材の準備や盛り付け、調理補助、洗い物、接客などがあります。例えば、そば・うどん店なら薬味の準備や麺ゆでの補助、焼肉店なら肉の盛り付けやサイドメニューの調理などが考えられます。

専門店で働く魅力は、その料理に使う食材や道具、提供までの流れを身近で知れることです。 将来の就職先や、自分に合う料理の分野を考えるきっかけにもなります。

ただし、寿司を握る、そばを打つ、肉を切り分けるといった専門的な作業を、未経験のアルバイトがすぐに担当できるとは限りません。

応募時には、最初に任される仕事と、経験を積んだあとに挑戦できる作業を確認しましょう。お店の知名度だけでなく、自分が学びたいことに近づける職場かどうかを考えて選ぶことが大切です。

未経験の調理師専門学校生がアルバイトを選ぶ5つのポイント

同じ飲食店のアルバイトでも、仕事内容や働く条件は店舗によって異なります。

時給やお店の雰囲気だけで決めず、自分の目的に合う経験ができるか、学業と無理なく両立できるかを考えることが大切です。

応募先を比較するときは、次の5つのポイントを確認してチェックしてみましょう。

・学費・生活費・技術習得など、働く目的を明確にする
・仕事内容から、学べることや積める経験を確認する
・未経験でも質問・相談しやすい環境か確認する
・授業・実習・試験に合わせて働けるか確認する
・時給・交通費・まかないなど、収入と支出の条件を確認する

それぞれのポイントを詳しく解説します。

学費・生活費・技術習得など、働く目的を明確にする

まずは、「何のためにアルバイトをするのか」考えてみましょう。学費や生活費を稼ぎたいのか、調理技術を身につけたいのかによって、優先する条件は変わります。

収入を重視するなら、時給だけでなく、授業後に働ける時間や交通費、通勤にかかる時間も確認したいところです。技術習得を重視するなら、興味のある料理や仕込みを経験できるかが判断材料になります。

私も専門学生の頃は、「学費を稼ぎたい」「調理技術を身につけたい」「実際の現場を知りたい」という目的で、中華料理店とマクドナルドのアルバイトを掛け持ちしていました。

ただし、無理に掛け持ちをする必要はありません。自分が優先したいことを整理し、学校生活に合う働き方を選びましょう。

仕事内容から、学べることや積める経験を確認する

「キッチン募集」と書かれていても、最初に担当する仕事や、慣れてから任される作業はお店によって異なります。

包丁の扱いを学びたいなら食材の下処理や仕込み、接客を学びたいなら注文受付や料理提供など、自分の目的に合う仕事があるか確認しましょう。

面接では、「未経験者はどの仕事から始めますか」「慣れてきたら仕込みや調理にも挑戦できますか」と具体的に聞くと、働く姿をイメージしやすくなります。

お店で行っている作業と、自分が担当できる作業を分けて確認することが大切です。

未経験でも質問・相談しやすい環境か確認する

初めてのアルバイトでは、分からないことがあるのは自然です。安心して仕事を覚えるためには、誰に質問すればよいか、どのように教えてもらえるかを確認しておきましょう。

面接時には、「最初はどのように仕事を教えてもらえますか」「困ったときは誰に相談できますか」と聞いてみると参考になります。
また、お客さんとして利用できる場合は、スタッフ同士の声かけや、忙しいときのやり取りに注目する方法もあります。

ただし、一度の訪問だけで職場のすべてが分かるわけではありません。

可能なら、曜日や時間帯を変えて利用すると、お店の雰囲気を知る参考になります。分からないことを自己判断で進めず、確認しながら覚えられる環境かを意識して選びましょう。

授業・実習・試験に合わせて働けるか確認する

仕事内容に魅力を感じても、授業や実習に間に合わない勤務条件では、続けることが難しくなります。

応募前には、最低勤務日数や勤務時間、シフトの提出方法を確認しましょう。授業後の移動時間や、閉店後の片付けを含めた退勤時間も大切です。

面接では、働ける曜日・時間を具体的に伝えたうえで、試験前や学校行事の際に勤務を調整できるか相談してください。学業を優先できる条件か、応募前に確認しておきましょう。

時給・交通費・まかないなど、収入と支出の条件を確認する

アルバイトを選ぶときは、時給だけでなく、働ける時間や交通費、まかないの条件も確認しましょう。同じ時給でも、勤務時間や自己負担する費用によって、手元に残る金額は変わります。

収入の目安を考えるには、希望する日数・時間で働けるかを確認することが大切です。研修期間中の時給についても、あわせて確認しておきましょう。

交通費については、支給の有無に加えて、1日・1か月あたりの上限や支給条件を確認してください。時給が高くても、通勤費の自己負担が大きいと、思ったほど手元に残らない場合があります。

また、まかないや従業員割引は、食費の負担を抑える助けになります。ただし、無料なのか一部自己負担があるのか、何時間以上の勤務で利用できるのか、対象メニューに制限があるのかなど、条件はお店によって異なります。

私が働いていた中華料理店は、近所にあったため通勤にお金がかからず、まかないも無料でした。お店の味に触れられることも、楽しみの一つでした。

当時の時給は850円で、私としては少し低めに感じていました。ただ、交通費や勤務日の食費を抑えられたことは、学費を稼ぎたい私にとって助かる条件でした。

時給やまかないの有無だけで決めず、収入と自己負担する費用を整理したうえで、仕事内容や学業との両立も含めて比較しましょう。

学業とアルバイトを両立するコツ 

アルバイトで収入や経験を得ることは大切ですが、授業や実習に集中できる時間と体力も残しておきたいところです。無理なく続けるために、勤務量と学校の予定の伝え方を意識しましょう。

最初からシフトを詰め込みすぎない

無理なく働ける日数や時間は、授業時間や通学時間、体力によって異なります。初めてアルバイトをする場合は、少なめのシフトから始め、学校生活への影響を見ながら調整しましょう。

勤務時間だけでなく、通勤や帰宅後の食事、課題・復習にかかる時間も考えておくことが大切です。

「睡眠時間が足りない」「授業中に集中できない」「実習の疲れが抜けない」と感じたら、シフトを見直す目安です。無理を重ねる前に、勤務日数や時間を減らせないか職場に相談しましょう。

学校の予定は早めに共有する

試験や実習、学校行事などの予定が分かったら、シフトの提出期限を待たず、早めに職場へ伝えましょう。 休みたい日や勤務を減らしたい期間を具体的に伝えると、調整について相談しやすくなります。

面接時にも、授業の終了時間や通学時間、試験前の勤務について相談し、学業と両立できる条件か確認しておくと安心です。

働き始めてから予定が変わった場合も、分かった時点で連絡しましょう。普段から学校の予定を共有し、職場と相談しながら働くことが、無理なく続けるためのポイントです。

調理師専門学校生のアルバイトに関するよくある質問

Q:調理師免許がなくてもキッチンに応募できる?

A:調理師免許を応募条件にしていないキッチン・調理補助の求人はあります。未経験歓迎の求人を中心に、必要な資格や経験を確認してください。

Q:ホールのアルバイトでも将来に役立つ?
接客や料理の説明、お客様の反応を知る経験は、飲食の仕事を考えるうえで役立つ場面があります。

A:ただし、ホールの仕事だけで調理経験が積めるとは限りません。調理を優先したい方は、キッチンの募集や職種変更の可能性を確認しましょう。

Q:チェーン店と個人店はどちらがおすすめ?

A:店の規模だけでは決められません。研修や担当範囲、シフトの条件を、店舗ごとに比べることが大切です。チェーン店でも店内で行う仕込みは異なり、個人店でも調理を任されるとは限りません。自分の目的に合う仕事を経験できるか確認しましょう。

Q:リゾートバイトは学校に通いながらでもできる?

A:通学中の住み込み勤務は、学校との距離や勤務時間によって両立が難しくなります。長期休みに合わせた勤務を考える場合も、求人の最低勤務期間や学校行事を確認してください。休みの日数すべてを勤務に使わず、移動や新学期の準備に必要な時間も確保しましょう。

まとめ|学びたいことと、無理なく続けられる条件で選ぼう

調理師専門学校生がアルバイトを選ぶときは、「何のために働くのか」「このお店で何を学べるか」「学業と無理なく両立できるか」を考えることが大切です。

アルバイトに励むのはよいことですが、授業や実習がおろそかになってしまっては本末転倒です。睡眠や復習の時間も確保できる働き方を選びましょう。

気になる求人が見つかったら、実際の仕事内容、未経験者への指導体制、シフトの条件を確認してみてください。

普段は学校や自宅の近くで働き、長期休みにはホテル・旅館で住み込みの調理補助を検討するなど、学校の予定に合わせた探し方もできます。

最初から多くの仕事ができなくても、担当する作業を一つずつ覚えることが経験につながります。この記事を参考に、自分の目的と学校生活に合う職場を探してみましょう。

んじゃ!またね~
テト

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