社会人になってから、仕事と家を往復するだけの毎日になっていませんか?
一生懸命働いているのにお金が貯まらず、以前より幸せを感じにくくなった人もいるでしょう。一方、子どもの頃は、給食の献立を見てワクワクしたり、友達と食べる時間を楽しみにしたりしていませんでしたか?
美味しい料理を食べることはもちろん、自分で作る達成感や、家族や大切な人に喜んでもらえることも、身近な幸せの一つです。
私は18歳で調理師専門学校へ進み、料理や食について学びました。その経験を通して、自分で料理を作り、食生活を整えることが、毎日の満足感につながると実感しています。
この記事では、料理と幸福度の関係、自炊のメリットや注意点、本格的に料理を学ぶ方法を紹介します。
この記事を読めば、特別な出来事だけでなく、毎日の食事にも小さな幸せがあることに気づけるはずです。
料理の経験がなくても問題ありません。まずは好きな料理を一品作り、いつもの日常に小さな変化を加えてみませんか?
目次
幸せの定義は「心が満たされている状態」

幸せとは、心が満たされ、今の生活に喜びや満足を感じている状態です。
幸せの形は人によって異なり、お金や成功だけでなく、健康・人間関係・安心感・生きがい・日々の楽しみなどから生まれます。
料理を始めて幸せを感じるための前提条件
料理を通して幸せを感じるために、調理師のような専門的な技術は必要ありません。
ただし、実際に料理を始めるには、包丁・まな板・フライパンなどの基本的な調理器具が必要です。
必要な道具をまだ持っていない人は、以下の記事を参考にしてください。
特に、次のような人は、料理を通して幸せを感じやすいでしょう。

料理を通して幸せを感じやすい人の特徴
・食べることや美味しい料理が好きな人
・新しいことに挑戦してみたい人
・家族や恋人など、大切な人に料理を作りたい人
・作った料理を「美味しい」と喜んでもらえた人
例えば、バレンタインデーに好きな人へ手作りのチョコレートを渡し、「美味しい」と言ってもらえたら嬉しいですよね。
料理には、自分で完成させる達成感だけでなく、大切な人に喜んでもらえる幸せもあります。
最初から料理が上手である必要はありません。まずは、自分や大切な人が好きな料理を一品作ることから始めてみましょう。
おいしい料理を食べる時間は幸福感につながる
おいしい料理を食べて「幸せだな」と感じた経験がある人は多いのではないでしょうか。
株式会社ヒューネルが2022年に男女500人を対象として実施した「幸福度に関するアンケート調査」では、男女ともに「おいしいものを食べている時」が、幸せを感じる瞬間の第1位になりました。
調査結果の上位5項目は、以下のとおりです。
| 順位 | 幸せを感じる瞬間 |
|---|---|
| 1位 | おいしいものを食べているとき |
| 2位 | 趣味の時間を楽しんでいるとき |
| 3位 | 旅行や温泉へ行ったとき |
| 4位 | 家族団らんの時間を過ごしているとき |
| 5位 | パートナーと一緒にいるとき |
この結果から、おいしい料理を食べることは、多くの人にとって身近な幸福の一つだと考えられます。
一方、同じ調査で「幸せのために必要だと思うもの」を尋ねたところ、男女ともに「お金(経済的余裕)」が第1位でした。
つまり、おいしい料理を楽しみながら、家計にも無理のない生活を続けることが大切です。
外食は手軽においしい料理を楽しめる一方、利用する回数によっては食費が増える可能性があります。そこで役立つのが、自分で料理を作ることです。
自炊なら、予算に合わせて食材や献立を選びながら、自分好みの料理を楽しめます。料理そのものから得られる達成感も含めて、無理なく日常の小さな幸せを増やす方法の一つになるでしょう。
【体験談】幸福感を得にくくなった原因とは?日常の満足感が低下した理由
| 幸福感を得にくくなる原因 | 日常に与える影響 |
|---|---|
| 睡眠不足・生活リズムの乱れ | 心身の疲れが十分に回復せず、気分が落ち込みやすくなる |
| 慢性的なストレス | 心に余裕がなくなり、楽しいことに気持ちを向けにくくなる |
| 心身の疲労 | 好きなことをしても、満足感や楽しさを得にくくなる |
| 他人との比較 | 自分に足りないものばかりが気になり、今の生活に満足しにくくなる |
| 食生活の乱れ | 身体の調子が崩れ、心の状態にも影響する可能性がある |
| 達成感・生きがいの不足 | 毎日の生活に、充実感や目的を感じにくくなる |
| 自分を否定的に捉える | 失敗ばかりに注目して、自分ができたことを認めにくくなる |
「以前よりも幸せを感じにくくなった」と思うことはありませんか。
ここまで紹介した原因に、当てはまるものはありませんでしたか?
私自身、20歳の頃に飲食店で働き、1日10時間ほど職場に拘束される生活を送っていました。
毎日のように怒られながら、自宅と職場を往復するだけの日々が続き、心身ともに疲れ切っていました。
その頃は、ふと「幸せって何だろう」と考えることもありました。
今振り返ると、睡眠不足や慢性的なストレス、心身の疲労、生活リズムの乱れなど、幸福感を得にくくなる原因の多くに当てはまっていたと思います。
忙しさから食生活も乱れ、食事と心身の状態は深く関係していることを実感しました。
私がこの状態から抜け出すきっかけになったのは、しっかり休み、規則正しい生活を取り戻すことでした。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、私にはこれが最も効果的でした。
その後、飲食店の仕事を離れ、現在は工場で正社員として働いています。
料理は仕事ではなく趣味になりましたが、それでも続けてきてよかったと感じています。
ここからは、私が料理を続けるなかで実際に感じた、料理が日常の幸福感につながる理由を紹介します。
「自分で料理を作ると幸福感につながる5つのメリット」

・家族や大切な人に喜んでもらえる
・外食より食費を抑えやすい
・栄養バランスを整えやすく、心身の健康につながる
・自分に合った食生活で暮らしの満足度が高まる
・将来に役立つ料理スキルが身につく
ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
家族や大切な人に喜んでもらえる
想像してみてください。
自分が一生懸命作った料理を食べた家族や大切な人から、笑顔で「美味しい」「ありがとう」と言ってもらえたら、嬉しいですよね。
私が料理を好きになったきっかけも、子どもの頃に初めて作ったハンバーグでした。家族から笑顔で「美味しい」と言ってもらえたことが、本当に嬉しかったのを今でも覚えています。
自分の作った料理で誰かを笑顔にできた経験は、私にとってかけがえのない思い出です。
高級品やブランド品を贈ることも素敵ですが、相手のために時間を使い、気持ちを込めて作った料理には、お金だけでは測れない価値があります!
料理は、家族や大切な人へ感謝や思いやりを伝えられる身近な方法です。これまで人に料理を振る舞った経験がない人も、まずは簡単な一品から作ってみてはいかがでしょうか。
「何を作ればよいか分からない」「味付けやレシピ選びに迷ってしまう」という人は、こちらの動画を参考にしてみてください。
【650万回再生人気レシピ】包丁いらず!10分で野菜たっぷり超簡単レシピ!ご飯がすすむ豚とレタスのうまみ蒸しの作り方
外食より食費を抑えられる場合がある
自炊のメリットとして、多くの人が最初に思い浮かべるのが、食費を抑えやすいことではないでしょうか。
外食1回にかかる費用は、ランチなら800〜1,000円程度、夕食なら2,000〜3,000円程度が一つの目安です。
| 昼食の方法 | 1食の費用 | 週5日の費用 | 月20日の費用 | 年間費用 |
|---|---|---|---|---|
| 外食 | 1,000円 | 5,000円 | 2万円 | 24万円 |
| 手作り弁当 | 500円 | 2,500円 | 1万円 | 12万円 |
| 節約できる金額 | 500円 | 2,500円 | 1万円 | 12万円 |
例えば、仕事の日のランチ代を1食1,000円として、平日に週5回外食した場合を計算すると5,000円の費用がかかります。20日間外食を続ければ2万円の費用になります。
手作り弁当の材料費を1食500円に抑えられれば、平日の昼食代は月約1万円です。20日間外食を続ける場合と比べて、月約1万円の節約になり、年間では約12万円の節約になります。
もちろん、実際にかかる金額は、使う食材や量、調味料、光熱費などによって変わります。それでも、外食を毎日続けるのではなく、週に数回お弁当に置き換えるだけでも、食費を抑えやすくなるでしょう。
お弁当を毎朝作る時間がない人には、休日に数日分のおかずをまとめて作り、冷蔵・冷凍保存する方法もあります。
YouTubeで「1週間分 作り置き弁当」や「冷凍弁当 まとめて作る」と検索すると、さまざまな作り方が見つかります。最初は、動画を見て「これなら作れそう」「食べてみたい」と感じた料理から挑戦するのがおすすめです。
私自身も食費を抑えるために、1週間分のお弁当をまとめて作っています。毎日一から作る必要がないため、食費だけでなく、朝の準備時間も抑えられるようになりました。


【1食200円】【オムライス弁当】5日分作り置きして冷凍する26歳OL
ただし、食材を使い切れずに捨てたり、高価な食材や冷凍食品を多く使用したりすると、手作り弁当でも費用が高くなる場合があります。
冷凍食品は忙しい日に便利なので、すべて避ける必要はありません。ご飯や簡単なおかずは自分で作り、一部だけ冷凍食品を使うなど、無理なく続けられる方法を選びましょう。
栄養バランスを整えやすく、心身の健康につながる
自炊をすると、自分で食材や調味料を選べるため、栄養バランスを調整しやすくなります。
「バランスの取れた食事が健康に良い」というイメージを持っていても、偏った食生活によってどのような影響が起こるのか、具体的には分からない人もいるでしょう。
例えば、ファストフードやインスタント食品などに偏った食生活を続けると、選ぶ食品によっては野菜や食物繊維が不足し、塩分や脂質を取り過ぎる可能性があります。
食物繊維には、便の量を増やしたり、腸内環境を整えたりする働きがあります。そのため、不足すると便秘になりやすくなり、お腹の張りや不快感によって、毎日の生活にストレスを感じることもあるでしょう。
厚生労働省も、食物繊維の摂取によって便秘の改善など、お腹の調子を整える効果が期待できると説明しています。出典:厚生労働省「食物繊維」
また、塩分の多い食生活は高血圧につながる重要な要因です。高血圧の状態が続くと、脳卒中や心臓病などの危険性が高まります。出典:厚生労働省「高血圧」
体調が優れない状態が続けば、趣味や仕事、人との時間を思いきり楽しむことが難しくなる場合があります。反対に、体調が整えば、日常生活を気持ちよく過ごすための土台になります。
つまり、バランスの取れた食事だけで必ず幸福度が上がるわけではありません。しかし、健康を維持し、毎日を心地よく過ごせる状態を支えることで、結果的に生活の満足感や幸福感につながると考えられます。
自炊なら、野菜を一品増やす、味付けを薄くする、肉だけでなく魚や大豆製品も取り入れるなど、自分の食生活に合わせて調整できます。
ただし、毎食完璧な食事を作る必要はありません。まずは、いつもの食事に野菜や海藻を使った副菜を一品加えるなど、無理なく続けられることから始めてみましょう。
| 食品の種類 | 主な食品例 |
|---|---|
| 主食 | ご飯、パン、麺類 |
| 野菜 | ブロッコリー、ほうれん草、トマト、にんじん |
| 魚 | サバ、イワシ、サケ |
| 肉・卵 | 鶏肉、豚肉、牛肉、卵 |
| 大豆製品 | 納豆、豆腐 |
| きのこ | しいたけ、しめじ、えのき |
| 海藻 | わかめ、ひじき、のり |
| 牛乳・乳製品 | 牛乳、ヨーグルト、チーズ |
| 果物 | バナナ、りんご、キウイフルーツ |
特定の食品だけをたくさん食べるのではなく、「主食・主菜・副菜」を基本に、乳製品や果物も組み合わせることが大切です。
厚生労働省の「食事バランスガイド」でも、主食・副菜・主菜・牛乳や乳製品・果物の5区分を組み合わせる考え方が示されています。
自分に合った食生活で暮らしの満足度が高まる
自炊のメリットは、食費を抑えたり、栄養バランスを整えたりできることだけではありません。
自分が大切にしたいことに合わせて食生活を選べるため、暮らしの満足度を高めやすいこともメリットです。自分に合った食生活を考えるために、まずは「衣食住」の優先順位を整理してみましょう。
衣食住とは、人が生活していくために欠かせない3つの基本要素です。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 衣 | 洋服など、身につけるもの |
| 食 | 毎日の食事や食生活 |
| 住 | 住宅や暮らす環境 |
衣食住のうち、何を優先すべきかは人によって異なります。大切なのは、現在の生活や将来の目標を振り返り、自分にとって何が重要なのかを考えることです。
例えば、健康を意識したい人や美味しい料理を楽しみたい人は「食」、おしゃれを楽しみたい人や仕事で第一印象を大切にしたい人は「衣」、自宅で安心して休める環境を整えたい人は「住」の優先度が高くなるでしょう。
| 現在の目的・状況 | 優先度が高い項目 |
|---|---|
| 食生活を見直しながら貯金したい | 食 |
| 健康状態や体型を改善したい | 食 |
| おいしい食事を楽しみたい | 食 |
| おしゃれを楽しみたい | 衣 |
| 就職活動や面接を控えている | 衣 |
| 第一印象が重要な仕事をしている | 衣 |
| 安心して休める環境を整えたい | 住 |
| 引っ越しや一人暮らしを予定している | 住 |
| 家賃や光熱費を見直したい | 住 |
ただし、貯金したい人が必ず「食」を最優先にするとは限りません。
家賃や光熱費の負担が大きい場合は、「住」を見直したほうが効果的なこともあります。
周囲の人がお金をかけているものに、自分も同じようにお金を使う必要はありません。
見栄や世間体だけで決めると、本当に大切にしたいものへ時間やお金を使えず、不満が残ってしまう場合があります。自分の目的や価値観を基準に、衣食住の優先順位を考えることが大切です。
例えば、私の優先順位は、食・住・衣の順番です。
食べることや料理が好きなので、毎日の食生活を最も大切にしています。住む場所は、安全に生活できる最低限の環境が整っていれば十分です。洋服についても、清潔感があり、さまざまな場面で使える無難なものがあればよいと考えています。
食生活の優先度を高くしたことで、自炊やお弁当作りをするようになりました。
その結果、外食などの予定外の出費を減らしながら、料理技術も高められました。私にとっては、節約と技術の向上を同時に得られたため、一石二鳥以上の価値があったと感じています。
ただし、この変化を実感できたのは、一度料理をしたからではありません。自炊やお弁当作りを無理のない範囲で継続してきたからです。
自分で食事を用意できるようになると、食費や健康を管理しやすくなります。私はこの生活を続ける中で、「一人で生活することになっても、食事には困りにくい」という安心感を得られました。
節約できたお金は、趣味や将来のために使うことも、大切な人へのプレゼントに使うこともできます。自分が本当に大切にしたいものへお金を使えるようになれば、暮らしの満足度も高まりやすくなるでしょう。
まずは、自分がどのような生活を送りたいのかを考え、衣食住の優先順位を決めてみてください。そのうえで自分に合った食生活を選ぶことが、毎日を無理なく楽しむことにつながります。
将来役に立つ料理スキルは生涯の財産になる
料理は、一度身につければ、年齢や生活環境が変わっても使い続けられる生活技術です。
包丁の使い方や火加減、味付け、食材の保存方法などは、短期間ですべて身につくものではありません。しかし、料理を繰り返すうちに、少しずつできることが増えていきます。
最初はレシピを見ながら、書かれている分量や手順どおりに作るだけでも問題ありません。経験を重ねると、次第に「この食材には、この味付けが合う」「この料理なら残った野菜を使える」と、自分で判断できるようになります。
やがて、冷蔵庫にある食材だけで献立を考えたり、余った食材を別の料理に活用したりできるようになるでしょう。食材を無駄にしにくくなるため、食品ロスや食費を抑えることにもつながります。
また、料理ができると、自分の体調や生活に合わせて食事を調整できます。例えば、野菜が不足していると感じた日は野菜料理を増やし、食べ過ぎた翌日は脂質や量を控えるなど、自分で食生活を管理しやすくなります。
一人暮らしを始めたとき、結婚して家族が増えたとき、年齢を重ねて健康を意識するようになったときなど、人生のさまざまな場面で料理技術は役立ちます。
料理は、自分のためだけに使う技術ではありません。家族や恋人、友人など、大切な人に料理を振る舞うこともできます。「美味しい」「また作ってほしい」と喜んでもらえれば、料理を通して人とのつながりや幸福感も得られるでしょう。
さらに、料理を本格的に学ぶことで、飲食店への就職や料理関係の仕事を目指すきっかけにもなります。調理師免許の取得を目指せば、趣味として始めた料理が将来の仕事につながる可能性もあります。
高価な物は、壊れたり使わなくなったりすることがあります。しかし、自分の経験として身につけた料理技術は簡単にはなくなりません。
料理技術は、自分の健康や家計を支え、大切な人を笑顔にし、将来の仕事にも生かせる「一生ものの財産」といえるでしょう。
自炊で幸福度を高めるために知っておきたい注意点

自炊には、食費を抑えやすい、健康管理がしやすい、料理技術が身につくなど、さまざまなメリットがあります。
しかし、最初から完璧を目指すと、料理が負担になり、かえってストレスを感じてしまうことがあります。
自炊を幸福度につなげるためには、無理なく続けられる自分なりの方法を見つけることが大切です。
失敗しても「料理が苦手」と決めつけない
料理を始めたばかりの頃は、味が濃くなったり、食材を焦がしたり、思いどおりに仕上がらなかったりすることがあります。
しかし、1回失敗しただけで「自分は料理に向いていない」と決めつける必要はありません。料理は、経験を重ねながら少しずつ上達していくものです。
失敗したときは落ち込むだけでなく、原因を一つだけ振り返ってみましょう。
・火が強すぎなかったか
・加熱時間が長すぎなかったか
・調味料の分量を間違えていないか
・レシピの手順を飛ばしていないか
一度にすべて直そうとせず、次に作るときに一つ改善できれば十分です。同じ料理を何度か作ると、自分の成長も実感しやすくなります。
毎日作らなければならないと思い込まない
自炊を始めると、「毎日料理をしなければ意味がない」と考えてしまう人もいます。
しかし、仕事や家事で疲れている日に、無理をして料理をする必要はありません。毎日の自炊が負担になれば、料理そのものが嫌いになってしまう可能性があります。
忙しい日は、次のような方法を取り入れてみましょう。
・お惣菜や冷凍食品を利用する
・ご飯だけ炊いて、おかずを購入する
・休日におかずをまとめて作る
・丼物や麺類など、一品で完成する料理を選ぶ
・外食する日をあらかじめ決めておく
週に1回でも、自分で作れば立派な自炊です。毎日続けることよりも、自分の生活に合わせて無理なく続けることを優先しましょう。
凝った料理ほど食費が高くなる場合がある
自炊は外食より食費を抑えやすい一方で、作る料理によっては費用が高くなることもあります。
普段使わない調味料や高価な食材をそろえたり、一度しか使わない材料を購入したりすると、外食よりも高くなる可能性があります。
特に、レシピに書かれている材料をすべて新しく購入すると、予想以上に費用がかかることがあります。
食費を抑えながら料理を楽しむためには、以下の方法がおすすめです。
・家にある調味料で作れる料理を選ぶ
・複数の料理に使い回せる食材を購入する
・旬の食材や価格の安い食材を活用する
・作る量を決めてから食材を購入する
・余った食材の使い道を事前に考える
凝った料理は、休日や特別な日に楽しむ方法もあります。普段の食事と趣味として作る料理を分けると、食費と楽しさのバランスを取りやすくなります。
栄養バランスを完璧にしようとしない
健康を意識することは大切ですが、毎食すべての栄養素を完璧にそろえようとすると、献立を考えるだけでも疲れてしまいます。
一食だけで判断せず、数日から1週間ほどの範囲で食事全体のバランスを考えてみましょう。
例えば、昼食に野菜が少なかった場合は、夕食に野菜を使った副菜を加えるなど、後から調整できます。
最初は次の3つを意識するだけでも、献立を考えやすくなります。
| 区分 | 主な食品 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 主食 | ご飯・パン・麺類 | 体を動かすエネルギー源になる |
| 主菜 | 肉・魚・卵・大豆製品 | 筋肉や血液など、体をつくる材料になる |
| 副菜 | 野菜・きのこ・海藻類 | ビタミン・ミネラル・食物繊維を補う |
すべてを手作りする必要はありません。自分で作った主菜に、市販のサラダやみそ汁を組み合わせる方法でもよいでしょう。
自炊は、完璧さを競うものではありません。失敗や外食も含めて、自分が心地よく続けられる形を見つけることが、自炊を楽しみ、幸福度を高めるためのポイントです。
まとめ|料理は毎日の幸福度を高めるきっかけになる

美味しい料理を食べることや、自分で料理を作ることは、毎日の幸福度を高めるきっかけになります。
自炊には、次のようなメリットがあります。
・家族や大切な人に喜んでもらえる
・外食より食費を抑えやすい
・栄養バランスを自分で調整できる
・自分に合った食生活を選べる
・一生使える料理技術が身につく
私自身、子どもの頃に初めて作ったハンバーグを家族から「美味しい」と言ってもらえたことが、料理を好きになるきっかけでした。
皆さんにも、美味しい料理を食べて笑顔になったことや、誰かに料理を作って喜んでもらえた経験があるのではないでしょうか。
一度、自分が食事を通して幸せを感じた瞬間を思い出してみてください。その経験の中に、これからの暮らしを豊かにするヒントがあるかもしれません。
ただし、料理をすれば、すべての人が必ず幸福を感じられるわけではありません。
料理が苦手な人や、仕事・家事で時間が取れない人にとっては、献立を考えることや後片付けが負担になる場合もあります。毎日完璧な料理を作ろうとすると、かえってストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
まずは週に1回、好きな料理を一品作るなど、無理のない範囲から始めてみてください。忙しい日は、総菜や冷凍食品を取り入れても問題ありません。
自炊を義務にするのではなく、自分の生活に合った方法で楽しむことが、料理を満足感や幸福感につなげるポイントです。
まずは簡単な料理から始めてみよう
これから自炊を始める人は、包丁・まな板・フライパンなど、最低限の調理器具をそろえるところから始めましょう。

道具を一度にすべて購入する必要はありません。最初は作りたい料理に必要なものだけを用意し、自炊を続けながら少しずつ増やしていくのがおすすめです。
料理を仕事にしたい人は調理師免許も選択肢の一つ
自炊を続ける中で料理が楽しいと感じ、「もっと技術を高めたい」「将来は料理を仕事にしたい」と思う人もいるでしょう。
調理技術や食に関する知識を体系的に身につけたい人には、専門学校などで学び、調理師免許の取得を目指す方法もあります。
調理師免許には、調理師養成施設で学ぶ方法と、飲食店などで実務経験を積んで試験に合格する方法があります。取得条件や自分に合ったルートを知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

まずは今日、自分が食べたいと思う簡単な料理を一品選ぶことから始めてみましょう。
んじゃ!またね~
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