調理師専門学校2年制の魅力7選!卒業生がメリット・デメリットを解説

調理師免許の取り方・専門学校

調理師専門学校への進学を考えたとき、「1年制と2年制、どちらを選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

調理師免許の取得が目的なら、1年制も選択肢になります。「同じ免許を取れるなら、もう1年通う意味はあるの?」と感じますよね。

しかし、2年制には、免許の取得だけでは語れない魅力があります!

私は18歳から2年間、調理師専門学校で学びました。卒業後は飲食業界で働き、挫折を経験して異業種へ転職。それでも26歳になった今、学校で身につけた料理の知識や技術は、日々の自炊や食費の管理に役立っています。

だからこそ、専門学校で学んだ2年間は、私の人生にとって大きな自己投資だったと感じています。

この記事では、2年制で学んだ経験と卒業後の実体験をもとに、調理師専門学校の2年制を選ぶ魅力7つと、メリット・デメリットを解説します。

また、飲食業界を離れた今、専門学校に通ったことをどう感じているのか?についても率直にお伝えします。自分に合う学び方を考える参考にしてみてください!

調理師専門学校の1年制・2年制・夜間の違い

調理師専門学校には、主に昼間の1年制・2年制と夜間の課程があります。1年制は、調理の基礎を1年間で集中的に学ぶ課程です。早く卒業して、現場で経験を積みたい人に向いています。

一方、2年制は、2年間かけて基礎から応用まで学び、実習や専門分野の学習にじっくり取り組みたい人に向いています。

夜間課程は、主に夕方以降に授業があるため、日中の仕事などと両立しながら学びたい人の選択肢になります。

学費や授業内容、夜間課程の修業年限は学校によって異なります。卒業後の目標や生活に合わせて、自分に合う課程を選びましょう。

1年制・2年制で学ぶ内容について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。カリキュラムは学校によって異なりますが、学習内容のイメージをつかむのに役立ちます。

「調理師専門学校」1年制・2年制の違いは?免許取得ならどっち?
調理師専門学校の1年制と2年制の違いを体験談を交えて解説!自分に合った学校の選び方を紹介します。

調理師専門学校の2年制を選ぶ魅力7選

ここでは、2年制ならではの利点に加え、調理師専門学校で学ぶこと自体の魅力も紹介します。

2年制を卒業した私の在学中の体験や、卒業後の暮らしに役立ったことをもとに、学校選びの参考になる7つの魅力をお伝えします。

・基礎技術をしっかり学び、応用にも挑戦できる
・将来の働き方や就職先をじっくり考えられる
・特色ある授業を通じて、料理の学びを深められる
・アルバイト経験と学校の学びを結びつけられる
・復習や自主練を重ね、技術の定着を目指せる
・仲間と過ごす時間が、学生生活の思い出になる
・校外実習で現場を体験し、プロから学べる

基礎技術をしっかり学び、応用にも挑戦できる

2年制の魅力の一つは、基礎技術を積み重ねながら、応用的な調理にも挑戦できることです。

私が通った学校では、1年次に包丁の研ぎ方や扱い方、野菜の切り方、基本的な飾り切りなどを学びました。2年次には、その基礎を振り返りながら、より手の込んだ料理や細かな飾り切りに取り組みました。

中華料理の実習で特に印象に残っているのは、北京ダックを一から作ったことです。食べたことのある料理でも、自分で調理すると、完成までに必要な手間や技術を実感できました。

また、人参を使った鳥や薔薇の飾り切りにも挑戦しました。基本的な切り方から、形や見栄えを意識する技術へと、学びを広げられた経験です。

こうした飾りは、料理を華やかにするだけでなく、お客様に目でも楽しんでもらうことにつながります。料理のおいしさに加えて、見せ方を考える大切さも学びました。

授業内容は学校によって異なりますが、基礎を学んだうえで、さらに応用的な料理や技術に挑戦したい人には、2年制が選択肢になると思います。

私が学生時代に取り組んだ飾り切りの写真は、以下の記事で紹介しています。授業で学ぶ内容のイメージとして、参考にしてみてください。

「調理師専門学校」1年制・2年制の違いは?免許取得ならどっち?
調理師専門学校の1年制と2年制の違いを体験談を交えて解説!自分に合った学校の選び方を紹介します。

将来の働き方や就職先をじっくり考えられる

入学前に考えていた進路が、授業や実習を経験する中で変わることもあります。

私の同級生にも、最初は洋食の道を考えていたものの、最終的に中華料理店への就職を選んだ人がいました。

理由を聞くと、1年次に和食・洋食・中華を学ぶ中で、中華料理が一番楽しいと感じたそうです。2年次には中華料理をさらに意識して学び、就職後も深めていきたいと話していました。

この経験から私は、実際に学んでから進路を考え直せることに、2年制の価値を感じました。興味のある分野や自分に合う仕事は、経験して初めて気づくこともあります。

もちろん、1年制でも進路を見直すことはできます。2年制では、1年次の経験を踏まえ、残りの学校生活で何を学びたいか、どのような職場で働きたいかを検討できます。

ただし、就職活動が始まる時期は学校や応募先によって異なります。時間があるからと後回しにせず、先生への相談や求人の確認を進めながら、自分に合う進路を考えてみてください。

特色ある授業を通じて、料理の学びを深められる

私が通っていた学校では、2年次のカリキュラムに特別な授業がありました。普段の調理実習に加え、珍しい調理技法や、おせち料理などの行事食について学ぶ機会がありました。

中でも印象に残っているのが、魚を吊るした状態でさばく実演です。日常ではなかなか目にする機会がなく、調理技法の奥深さを感じました。

また、おせち料理の授業では、料理が季節の行事や食文化と結びついていることを実感しました。作り方だけでなく、その背景を知ることも、料理への理解を深める経験になりました。

こうした特別授業は、それまで知らなかった料理の世界に触れ、自分の興味を広げるきっかけになりました。私にとって、2年次ならではの印象深い学びです。

授業内容は学校によって異なります。興味のある料理や技法があれば、「学校では学べないだろう」と諦めず、ホームページやオープンキャンパスで、希望に合うカリキュラムがあるか確認してみてください。

追加の1年間で何を学び、経験したいのか。その視点で学校を選ぶことで、2年制で過ごす時間をより充実させられると思います。

アルバイト経験と学校の学びを結びつけられる

在学中にアルバイトをするなら、飲食店で働くこともおすすめです。学校で学んだ技術を仕事で活かしたり、現場で感じた疑問を授業での学びにつなげたりできます。

私も、学生時代は中華料理店でアルバイトをしていました。皿洗いや食材の下処理、料理の提供などを経験し、実際のお店がどのように動いているのかを知ることができました。

また、休憩時間には、鍋の振り方や味付け、学校で分からなかったことを現場の料理人に質問し、教わったことを実際に試すようにしていました。学校とお店の両方で学ぶことで、理解を深められたと感じています。

賄いも、私にとっては味を学ぶ機会でした。ただ食べるだけでなく、「どうすればこの味になるのだろう」と考え、自分でも再現できるように意識していました。

学校で基礎や応用を学び、アルバイトで現場に触れる。学校と現場の学びを結びつけることで、理解を深められると感じました。

ただし、仕事内容や賄いの有無はお店によって異なります。学業と両立できる勤務時間か、自分が経験したい仕事に携われるかを確認して選んでみてください。

飲食店のアルバイト選びについては、こちらの記事で今後紹介しています。

復習や自主練を重ね、技術の定着を目指せる

2年制の魅力は、授業で学んだ基礎を振り返り、苦手な技術を繰り返し練習する時間を持てることです。

私も、飾り切りや包丁の研ぎ方は苦手でした。放課後に学校へ残って助手の先生からアドバイスをもらい、自宅でも練習に取り組んだ時期があります。

うまくできない部分を先生に見てもらうことで、自分では気づかなかった改善点が分かります。ただ同じ作業を繰り返すだけでなく、教わったことを意識して練習する大切さを感じました。

飾り切りは実技テストの課題でもありましたが、練習の意味は、見栄えよく仕上げることだけではないと感じています。包丁の角度や力加減を意識する経験は、野菜の皮むきなど、基本的な下処理にもつながります。こうした基礎は、現場で働くうえでも大切です。

もちろん、1年制でも基礎技術を身につけることはできます。2年制では、追加の1年間を使って基礎を見直し、苦手な部分の練習を重ねられることが魅力です。

どちらの課程でも、学校の設備や先生に相談できる機会を積極的に活用してみてください。自主練習ができる時間や施設の利用ルールを確認し、学べる環境を活かすことが技術の定着につながると思います。

練習が思うようにいかず、大変に感じることもありました。そんな学生生活の支えになったのが、同じクラスの仲間との時間です。次は、仲間と過ごした日々について紹介します。

仲間と過ごす時間が、学生生活の思い出になる

一人で頑張っていても、思うように上達せず、やる気が下がることはあります。そんなとき、私に刺激を与えてくれたのがクラスメイトでした。

同じ目標に向かって学ぶ仲間は、良いライバルでもあります。実技テストでは「この子には負けたくない!」と思う一方で、うまくできないところはアイデアを出し合い、コツを教えてもらうこともありました。

私にとっては、まさに「友であり、ライバル」という関係です。お互いの頑張りが刺激になり、練習を続ける支えにもなっていました。

もちろん、思い出は授業や練習だけではありません。休日に一緒に遊び、気分転換をする時間も、学生生活の楽しみでした。学ぶときは学び、楽しむときは楽しむ。そんなメリハリも、頑張り続ける力になったと感じています。

卒業した今でも、当時の友人とたまに会うことは、人生の楽しみの一つです。2年間を一緒に過ごした仲間とのつながりは、料理の技術や知識とはまた違う、私にとって大切な財産になりました。

校外実習で現場を体験し、プロから学べる

私が2年制で特に魅力を感じたのが、校外実習です。実際の職場で仕事に携わりながら、現場の料理人から直接学ぶ貴重な機会になりました。

私が通っていた学校では、1年次に2週間、2年次に3週間の校外実習がありました。

1回目は、従業員の方の足手まといにならないように動くことで精いっぱいでした。目の前の仕事に一生懸命で、技術を積極的に教わる余裕がなかったことを覚えています。

その経験があったからこそ、2回目は「苦手なことを質問し、少しでも自分の技術にしよう」という目標を持って臨みました。

当時の私が克服したかったのは、包丁研ぎです。現場の料理人に「どうすればうまく研げるようになりますか?」と相談すると、実際に包丁を見て、改善すべき点を具体的に教えてくれました。

それからは実習中、毎日包丁を研ぎ、仕上がりを見てもらいながら練習を重ねました。実習が終わる頃に、切れ味が良くなったと褒めてもらえたことは、とてもうれしい思い出です。

この経験は、就職後にも活きました。職場の先輩から包丁研ぎを頼まれ、仕上がりを褒めてもらえたときは、実習中に取り組んだことが自信につながりました。

校外実習の内容や回数は学校によって異なりますが、私の場合は、1回目の経験を振り返り、2回目に目標を持って取り組めたことに、2年制で学ぶ価値を感じています。

実習前には、苦手なことや質問したいことをメモにまとめておくのもおすすめです。現場の仕事や指示を大切にしながら、質問できる機会を活かすことで、実習での学びをより深められると思います。

2年制を選ぶ前に知っておきたいデメリット・注意点

2年制には、時間をかけて料理を学べる魅力がある一方、学費や生活費の負担、在学中の過ごし方など、進学前に考えておきたい点もあります。

ここでは、2年制を選ぶ前に知っておきたいデメリット・注意点を6つ紹介します。

・免許取得だけが目的なら、2年間が必要とは限らない
・1年制より学費総額が高くなりやすい
・卒業して働き始める時期が1年遅くなる
・学校と現場には違いがある|アルバイトとの両立にも注意
・卒業後に働き方や進路への考えが変わることもある
・周囲に流されず、自分の目標を持って学ぶことが大切

免許取得だけが目的なら、2年間が必要とは限らない

調理師免許の取得が目的なら、必ずしも2年間通う必要はありません。調理師養成施設として指定された学校の1年制課程でも、卒業後に免許を申請して取得できます。

2年制を選ぶ際に考えたいのは、「追加の1年間で、自分は何を学びたいのか」という点です。

例えば、経営の知識を学びたい、調理技術をさらに磨きたい、苦手な技術を克服したいなど、目的は人によって異なります。その目的に合う授業や学習環境があるかを確認しましょう。

希望する内容を1年制で学べるのであれば、1年制を選ぶのもよいと思います。一方、希望校の2年制に、挑戦したい実習や深く学びたい授業があるなら、追加の1年間に価値を感じられるはずです。

「なんとなく2年制にする」のではなく、カリキュラムを比較し、自分が学びたいことを明確にして選ぶことが大切です。

1年制より学費総額が高くなりやすい

2年制は通学期間が長い分、1年制より学費総額が高くなりやすい点に注意が必要です。授業料だけでなく、入学金や実習費、教材費なども含めて、卒業までに必要な金額を確認しましょう。

学費を誰が負担するかは、家庭の事情によって異なります。大切なのは、自分や家族にとって無理のない支払い計画を立て、学業に取り組める環境を整えることだと思います。

私自身の考えとして、2年制で学ぶ資金が足りない場合に、返済が必要な奨学金を借りて進学することはおすすめしません。「資金がないから借りればいい」と決める前に、いったん社会人として働き、学費を貯めてから進学する方法を考えてほしいです。

なお、ここでお伝えしているのは、返済不要の給付型ではなく、返済が必要な貸与型についてです。

私が通っていた学校にも、社会人を経験してから入学した方がいました。高校卒業と同時に進学することだけが選択肢ではありません。働く中で「それでも料理を学びたい」と感じたなら、その気持ちは進路を選ぶ大切な軸になると思います。

私自身も、2年制の学費は自分で用意しました。その経験から、お金を稼ぐ大変さや計画的に貯める大切さを学び、「支払った学費を自分の学びにつなげたい」と考えるようになりました。

学費の負担方法によって、学ぶ意欲が決まるわけではありません。ただ、私の場合は、自分で学費を用意した経験が、その後のお金との向き合い方にも大きく影響したと感じています。

これから学費を貯めて進学を目指す方を、私は応援しています。無理のない計画を立て、自分が納得できるタイミングで学ぶ道を選んでみてください。

学校別の学費や、私が学費を用意した経験については、以下の記事で詳しく紹介しています。

【2026年度版】調理師専門学校の学費を比較!独学との費用・メリット・デメリット
「調理師専門学校の学費はいくら?」「独学なら、どのくらいの費用で取得できる?」と悩んでいませんか?実は、調理師免許を取得…

卒業して働き始める時期が1年遅くなる

同じ時期に入学して卒業後に就職する場合、2年制は1年制より働き始める時期が1年遅くなります。早く現場経験を積みたい人や、就職して収入を得たい人にとっては、注意したい点です。

1年制を選んだ人が現場で経験を積む間、2年制を選んだ人は学校で学ぶことになります。そのため、追加の1年間で何を得たいのかを考えておくことが大切です。

学びたい内容や目標が明確なら、周囲が先に就職したからといって、必要以上に焦ることはないと思います。学校で過ごす時間も、自分の将来に向けた準備に使えるからです。

私自身は、2年制でさまざまな授業や実習を経験し、料理に対する考え方や将来の選択肢を広げられたと感じています。そのため、働き始める時期が1年遅くなったことには納得しています。

ただし、追加の学費や生活費に加え、就職による収入を得る時期が遅くなる点も含めて考える必要があります。早く現場で学ぶことと、学校で学びを深めることのどちらを優先したいか、自分の目標や生活に合わせて選びましょう。

学校と現場には違いがある|アルバイトで経験を補う際は両立に注意

学校の実習と実際の飲食店では、仕事の進み方や求められる動きに違いがあります。飲食店のアルバイトは、現場の雰囲気や仕事の流れを知る機会になりますが、学業とのバランスには注意が必要です。

2年制だからといって、自由に使える時間が十分にあるとは限りません。アルバイトに時間を費やしすぎて、授業や復習に集中できなくなっては、学校で学ぶ機会を十分に活かせません。

例えば、学校の試験がある月はアルバイトを週1日程度に減らし、試験がない月は週4日程度にするなど、学校の予定に合わせてシフトを調整する方法があります。

ただし、勤務日数は一例です。授業や課題、十分な睡眠時間を確保できる範囲で、自分に合う働き方を考えましょう。

私が通っていた学校では、アルバイトに多くの時間を使い、試験で赤点を取って必要な単位を取得できず、卒業できなかった人もいました。その姿を見て、学業を優先できる働き方の大切さを感じました。

アルバイトで得られる経験も貴重ですが、専門学校に通う目的を忘れず、授業や実習に取り組める時間を確保しましょう。応募時に試験期間のシフトを相談できるか確認しておくと、両立の計画を立てやすくなります。

卒業後に働き方や進路への考えが変わることもある

在学中や卒業後に、「自分には調理師の仕事が合わないかもしれない」と感じることもあります。私自身も、卒業後に飲食業界で働いた経験から働き方を見直し、異業種へ転職しました。

学費や時間をかけたからといって、無理に調理師として働き続ける必要はないと思います。実際に学んだり働いたりしたからこそ、自分に合うことや、大切にしたい条件が分かる場合もあるからです。

在学中に進路を変えたいと感じた場合も、卒業まで続けられる状況であれば、卒業して調理師免許を取得することを私はおすすめします。今すぐ料理の仕事を選ばなくても、将来その資格や学びを活かしたくなるかもしれません。ただし、心身の状態や経済的な事情も含め、無理のない判断が大切です。

親に学費を支払ってもらった場合は、進路を変えることに申し訳なさを感じる方もいると思います。そのときは、支えてもらった感謝とともに、仕事が合わないと感じた理由や、次に目指したいことを具体的に伝えてみてください。

私自身は、別の道を選ぶなら、その選択に責任を持って行動することが大切だと考えています。学費の返済について約束がある場合は話し合い、これからの生活や仕事の計画を立てていきましょう。

現在は工場で働いていますが、学校で学んだ知識や技術は日々の自炊に役立っています。進路が変わっても、学んだ経験まで無駄になるわけではありません。学費をかけたことだけを理由に進路を固定せず、自分に合う働き方を考えてみてください。

私が飲食業界を離れ、工場への転職を決めた理由や、その後の働き方については、以下の記事で詳しく紹介しています。

調理師がつらいなら辞めてもいい|未経験で工場へ転職した体験談と仕事選びの基準
調理師の長時間労働や休日の少なさ、人間関係に悩んでいませんか?元調理師が未経験から工場へ転職した体験談をもとに、転職後の働き方や後悔しない仕事選びの基準を紹介します。

周囲に流されず、自分の目標を持って学ぶことが大切

専門学校には、さまざまな考えや目的を持った人が集まります。入学時点では、将来の目標がはっきりしていない人もいます。学びながら目標を見つけることもあるので、それ自体が悪いわけではありません。

ただ、私が通っていた学校では、授業中に居眠りをしたり、授業と関係のないことでスマートフォンを使ったりする人もいました。周囲の過ごし方に流されてしまうと、自分が学ぶ機会まで減らしてしまうことがあります。

だからこそ、「自分は何のために専門学校へ通っているのか」を意識することが大切だと思います。苦手な技術を克服したい、興味のある料理を深く学びたいなど、自分なりの目標を持っておきましょう。

友人と楽しく過ごす時間も、学生生活の大切な一部です。その一方で、授業に集中するときや練習が必要なときには、自分の意思で行動することも必要です。

一緒に練習したり、お互いの頑張りを応援したりできる仲間は、学びの支えになります。友人との関係を大切にしながらも、周囲に合わせすぎず、自分の目標に向かって2年間を過ごしてみてください。

1年制・2年制はどんな人に向いている?

1年制・2年制のどちらが合うかは、学びたい内容や卒業後の目標、用意できる費用によって変わります。
ここまでの魅力・注意点を踏まえると、次のように整理できます。

課程向いている人
1年制短期間で基礎を学び、早く現場で経験を積みたい人
1年制学費総額や通学にかかる費用を抑えたい人
1年制学びたい目的があり、授業・自主練習・就職活動に集中して取り組みたい人
2年制基礎の反復に加え、応用や専門分野も学校でじっくり学びたい人
2年制さまざまな料理に触れながら、進みたい分野を考えたい人
2年制希望する学校の2年制に、挑戦したい実習やカリキュラムがある人

私は2年制を卒業し、学校で学んだことは、就職後も今の暮らしにも役立っています。一方で、基礎を学んで早く働きたい人にとっては、1年制も魅力的な選択肢だと感じています。

ただし、1年制でも幅広く学べる学校はあり、2年制でも自主練習や早めの進路準備は必要です。修業年限だけで判断せず、授業内容や実習時間、就職支援、卒業までの費用を比較しましょう。

「自分は何を学びたいのか」「学校で学ぶ時間に、どこまで費用をかけたいのか」を考えることが、自分に合う課程を選ぶ第一歩になります。

また、1年制の魅力が知りたい方はこちらの記事に詳しく書いています。

調理師専門学校1年制の魅力7選|2年制卒業生がメリット・デメリットを解説
調理師専門学校1年制の魅力7選と、入学前に知っておきたいデメリット・注意点を2年制卒業生が解説。免許取得や学費、就職準備、1年制・2年制に向いている人を紹介します。飲食業界を離れた後も役立つ料理の技術や、進学への後悔について実体験を交えてお伝えします。

まとめ|2年制を選んで後悔はない?飲食業界を離れた今、思うこと

私は、調理師専門学校の2年制を選んだことを後悔していません!

卒業後に働いた飲食業界では挫折を経験し、現在は工場で働いています。それでも、専門学校で学んだ料理の知識や技術は、毎日の暮らしを支えてくれています。

特に役立っているのが、自炊です。仕事用のお弁当を作ったり、家にある食材で献立を考えたりすることで、食費を抑える習慣が身につきました。この習慣は、資産1,000万円を達成するうえでも支えの一つになっています。

もちろん、資産形成には、働いて得た収入や住居費の節約なども関わっています。料理を学んだことだけで達成できたわけではありませんが、飲食業界を離れても活かせる力を身につけられたことは、私にとって大きな財産です。

ただし、この経験があるからといって、すべての人に2年制をすすめるわけではありません。免許取得を優先するのか、時間をかけて料理を学びたいのかによって、自分に合う選択は変わります。

学費や生活費、学びたい授業を確認し、「追加の1年間で何を得たいか」を考えてみてください。この記事が、納得できる学校選びの参考になればうれしいです。

んじゃ!またね~

テト

コメント

タイトルとURLをコピーしました